駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルの記録

妻と2人の子供と2015-2018年にアメリカ駐在していた30代前半サラリーマンの記録。 物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のため2年で80万マイル獲得したノウハウなどを在米の皆さんに活用してもらえれば幸い。

アメリカのロボアドWealthfront、運用開始1.5ヶ月の成績は+1.63%

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駐在員へらじか(@moose_fukui)です。

10月24日からアメリカで開始したWealthfrontによるロボアドバイザー投資、開始から1.5ヶ月での運用利回りが1.63%と順調に推移しています。

これからロボアドを始められる方への参考として、成績を記録します。

 

運用成績は+1.63% (+90.05ドル)

初期投資の5,000ドルに加え、11月、12月の頭にそれぞれ500ドルを積立。

元本6,000ドルに対して90.05ドルの含み益となっています。

ポートフォリオは以下の通り、米国株、外国株(日本やオーストラリアなど)、新興国株、配当株、天然資源、地方債と幅広いバリエーション。

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今年の相場なら人間でもロボでも関係なく分散投資をしている限り資産は微増するとは思うのですが、短期間でしっかり増やしてくれたAIに感謝。

取らぬ狸、ですが、まだ2ヶ月足らずでこの成果なので年率で見てもなかなか良い成績を出してくれそうな期待が持てます。

 

やったことは月々の積み立て金額とリスク度合いの設定のみ

上記の分散投資を実現するにあたり、実際に行ったのは2つ。月々500ドルという積立金額を決めたことと、リスク度合いをどれだけ取るかのアンケートに答えただけです。

リスク度合いは上の図中、Risk Score: 8.5という数値です。数字が大きいほどアグレッシブなポートフォリオになり、最大が10のようです。

 

この手軽さはやっぱり米国株初心者にお勧めしたい

前回「投資初心者にこそ勧めたい米ロボアドWealthfrontのレビュー」という記事で書いたとおり、投資初心者は準備することが多いために実際に株や債権を買うまでに結構な時間がかかります。

特に会社員の場合、夜や週末だけにしかまとまった時間がとれないため、なかなか前に進みません。

他の方の米国株ブログを読むと勉強にはなるのですが、その分なかなか投資に進めないというジレンマ。みなさん面白い記事を書かれるので次々に読んでしまいますし、個別銘柄は購入のタイミングをつかむのが難しい。

その点ロボアドならAIによる銘柄選択、月1回の自動購入なので迷うことはありません。迷っている間にこの好景気が終わらないよう、まずは少額でロボアドを始めてみるというのは、一つの良い選択肢なのではないでしょうか。

ロボアド手数料シミュレーション、日本はアメリカの2~8倍」の記事で書いたとおり、Wealthfrontの場合は最低入金額の設定無し、10,000ドルまでは手数料無料と、非常にはじめやすい設定になっているのもお勧めポイントです。

 

まとめ:日本より手数料が安い米国ロボアドは継続の意向

ほんの少しのかけた手間に対し、すでに90ドルの運用益。まさにお金が働く状況を作り出してくれたロボアド。これまでのところ順調なので、このまま継続するつもりです。

もちろん今日までの間、一時的にマイナスに転じていた日もあるので、リスク資産はリスク資産。楽観視はせず、また一喜一憂せず、長い目で見ていこうと思います。

 

次の記事はWealthfrontと他のサービスの比較、また日米ロボアドの手数料についての比較結果についてです。