アメリカ駐在員が選ばなかったクレジットカードリスト2017年版
駐在員へらじか(@moose_fukui)です。
先日、渡米後に50枚から厳選して作った10枚のクレジットカードの話を書き、ありがたいことに多くの方に読んでいただきました。逆にへらじかが選ばなかった40枚もコンテンツとして面白いのではないかと思い、一部を系統立ててまとめてみました。
自分が選ばなかった選択肢は誰かにとっての選択肢
「在米駐在員のクレジットカードの選び方3点」という記事で書いた基準に合致しなかったカードの中にも良いカードはたくさんあります。
カードの特徴と家族構成/支出傾向がマッチしなかったり、もらえる特典をうまく活用できないライフスタイルだったりするだけで、個々のカードにはそれぞれ魅力があります。
選ばなかっただけで嫌いになったわけではないので、その40枚を眺めていると紹介しないのもかわいそうだなと思えてきました。
あの人かっこいい/かわいいんだけど自分のタイプじゃないかなー。という気持ち、あれと同じです。
自分には合わないけど他にもらい手がいるんじゃないのかと。
こうしたへらじかの余りあるクレジットカード愛が産んだのがこの記事です。
年会費が高い系
この系統は1発のボーナスが大きいだけじゃなく、ホテルの上級会員になれたり空港のラウンジに入れたりと特典が目白押しです。
年会費として払う分が多くても、特典として返ってくる金額もまた多い。
中には年間250ドルまで航空券をキャッシュバックしてくれるものもあり、この特典を活かせれば実質の年会費は低いものも。ここを天秤にかけてメリットが勝るという人にはうってつけです。
我が家がもし夫婦だけの世帯で旅行に頻繁に行くなら作っていたかもしれません。
デメリットは最低使用金額の設定が高いこと。これを作ると、その月はもう他にカードが作れません。
■Citi Prestigeカード (年会費450ドル)
■chase sapphire reserve (年会費450ドル)
初年度無料じゃない系
上と一部重複しますが、初年度からきっちり年会費がチャージされるカードたち。
ボーナスが良いものが多いので候補にはなるのですが、あくまで2番手グループ。初年度無料カードを優先して、一通り作り終わった時にもう一度出会いたいです。
■AAdvantage Aviator Red World Elite Mastercard
年会費95ドル、アメリカン航空60,000マイルボーナス
■Marriott Rewards Premier Credit Card
年会費85ドル、マリオット80,000ポイントボーナス
ボーナス少ない系
入会ボーナスが少ないぶん買い物での還元率が高めのカードが多いです。年会費は無料または安めなので、間違いなく得ではあります。
ただ、他の5万-6万マイルもらえるカードと同じ金額の還元を受けるには100万円くらいの買い物が必要だと考えると効率の面で少々劣ると考えています。
さすがにターゲットで月々8万円ぶんも買い物はしないし、このカードで決済すると他に作ったカードの最低使用金額達成が難しくなるので一旦見送り。
特定のお店での支出が多い方は選択肢になり得ます。
■Target RED card
年会費無料、ターゲットの買い物が毎回5%OFF
ダイレクトメールしつこい系
タイトル通りです。笑
郵便で月に2-3回招待状が届く上、夫婦それぞれに来るので通算100通以上は受け取ってるんじゃないかと。。。
クレジットスコアが低くても審査に通りやすいというメリットがあるらしいですが、すでに多数のカード持ってしまった自分にとって、持つ必要はあまり感じられず。渡米して最初の頃に作って持ち続けるには良いカードだと思います。
■Discover
まとめ
へらじかが選ばなかったカード集はいかがだったでしょうか。最後のDiscoverはオチとして使ってしまいましたが、年会費無料でカテゴリによって1-5%のキャッシュバックが受けられるので、単品で見れば決して悪いカードではありませんし、少なくとも最初に作ったANA USAカードより優秀。
あくまで他のカードとの比較の結果、まだ選ばれていないだけです。そんなカードを全てを紹介できたわけではありませんが、どなたかの役に立つとうれしいです。
この記事を読んで申し込みにつながり、実際に持ってみたら超いいよ!へらじかさんも使ってみなよ!というコメントをいただけることを期待しています。
次の記事は、へらじかと妻が実際に作り、累計80万マイルを得たアメリカのクレジットカード10選のご紹介です。