アメリカ在住 日系メーカー駐在員の投資額と預貯金額(2018年3月)
駐在員へらじか @moose_fukui です。
渡米してから3種類の投資を徐々に始めました。それぞれ記事にしてきましたが、結局へらじかさんはいくら投資しているの?というのをまとめていなかったので赤裸々に書いてみます。
- 駐在員へらじかの基本情報:年齢、職種、家族構成など
- 投資対象1: ロボアドバイザー (Wealthfront)
- 投資対象2: 仮想通貨 (Coinbase)
- 投資対象3: 米国株 (Firstrade)
- 番外: 米国預貯金 (Wells Fargo)
- 運用金額と預金額のまとめ
駐在員へらじかの基本情報:年齢、職種、家族構成など
30代前半、 日系メーカーのマーケティング職としてアメリカ北東部に駐在しています。家族は妻、3歳の娘、1歳の息子です。
月々の手取りは約60万円、年収は約1,800万円です。このあたりは過去記事に詳しく書いています。
2017年に資産運用の重要性に目覚め、アメリカに住みながら可能な3つの投資をはじめました。投資対象と使っているサービス・会社は以下のとおり。
投資対象1: ロボアドバイザー (Wealthfront)
AI=ロボが判断して買付けを行ってくれる広義の投資信託にあたります。米国株、外国株、新興国株、債券、天然資源などへの国際分散投資が手軽に、安い手数料で行えます。
開始時点で5,000ドルを入れ、その後毎月500ドルの積立投資を実施。
累計積立金額は7,500ドル、現在価値は7,481ドルと運用成績はマイナス0.3%です。
つい先週までプラス5%ほどでしたが、米中の貿易摩擦を懸念した米国株下げと、その影響を受けた外国株の下落によりポートフォリオの7割が打撃を受けてマイナスに転じました。
過去何度かマイナスに転じてはプラスに回復することを経験しているので、あまり動じていません。積立期間が長くなり、配当額が積み重なってくるとマイナスになることもなくなるはずなので、気長に続けます。
投資対象2: 仮想通貨 (Coinbase)
昨年8月から年初にかけて徐々に買付けを実施。使っているサイトCoinbaseは手堅い通貨だけを取り扱っており、BTC, BCH, ETH, LTCの4種を保有。
累計積立金額は7,100ドル、現在価値は8,746ドルと運用成績はプラス23.2%です。
株式、債券と比較してしまうと異常な増え方です。一時期プラス200%以上の含み益という化け物状態だったので、その時点と比べると多少は現実的な数字になってきたかなという印象。
価格の上下動にからむ要素が読みきれず、市場全体の規模も年末年始より縮小傾向のようなので買い増し予定は無し。もう少し様子見です。
投資対象3: 米国株 (Firstrade)
先月Firstradeの口座を開設しました。2,000ドルを銀行から移して、買付けの準備中です。
株価下落でロボアドバイザーが打撃を受けた分、週明けの適度なタイミングで高配当株・ETFを買い付ける予定。AT&T (T)、Target (TGT) あたりを落ちきったところでつかめたらうれしい。
番外: 米国預貯金 (Wells Fargo)
現在Checking Accountに10,511ドル、Saving Accountに527ドル、計11,038ドルが預金として手元にあります。
大きなカードの支払いもないので、銀行の維持手数料がかからない水準の金額を維持しつつ積極的に投資に振り替えていく予定です。
預貯金とは別にマイルやポイントもまだ30万以上あるので、旅行への備えもバッチリ。
運用金額と預金額のまとめ
上記をまとめたのが以下の表です。
約7割をリスク資産に振れているのは、日本の貯金という後ろ盾があるが故です。後ろ盾と言えば聞こえはいいですが、駐在前に運用に回せなかった凍結資産という見方もできます。
その額は約800万円。元々持っていた金額に、駐在中に日本円で支払われたボーナスが加わってこの金額になっています。
帰国したらすぐ車を買うのでガクッと減る予定ですが、それでも十分な「守りのお金」があるので、アメリカで持っている資産はリスク商品の割合を増やしても問題ないと考えて少々強気に出ています。
帰国後の転勤や2度目の駐在も無いとは言い切れないので、家を買うのはまだ先のこと。社宅扱いで住める期間ぎりぎりまで福利厚生の制度を活用して家賃を減らし、子供の受験までは貯蓄、そして運用に励みたいと思います。
上記で紹介したロボアドバイザーについて知りたい方は次の記事へ。アメリカのロボアドバイザーは日本よりも手数料が安く、Wealthfrontなら預け入れ総額10,000ドルまでは一切の手数料が無料です。
米国株については証券会社選択に迷い、バンガードやチャールズシュワブと比較した結果Firstradeというところに決めました。手数料の安さと米国外対応が魅力です。
仮想通貨についてはハイリスク資産なので、自己判断で。ご参考までに、へらじかが使っているのは米国最大手かつ手堅い銘柄のみを取り扱うCoinbaseです。