TOEIC400点からのアメリカ駐在 音読と再開力が成長の秘訣
駐在員、へらじかです。
今日はTOEICのお話。英会話ではなくあえてTOEICの勉強をすることが駐在員への近道であることは自己紹介で書いたとおりです。
実際にへらじかが日本に住んで国内向けの仕事をしながら海外勤務に向けて実践した勉強法を紹介します。絶対の正解は無く、合う合わないもあると思うので参考程度になれば幸いです。
英語学習の基礎はとにかく音読
まず、勉強法の土台作りは「英語上達完全マップ」本を参考にしました。
一言で表すと、音読の大切さが強調されています。
作者、森沢洋介の音読トレーニング本はいくつも出ていますが、個人的には教材は何でもいいと思います。とにかく音読。CD音源つきのテキストを買って、音読、音読。勉強と思わずトレーニングと思え、ということも書いてあった気がしますが、へらじかにはこれがハマりました。
日本の、特に自分の世代の中学高校の英語といえば読み書き、プラスしてリスニング。発話を教えてくれる先生には会えなかった世代です。自分と同じか、上の世代は同じようなものでしょう。いまは小学校から英語必修化と聞いていますが、小学校の英語の先生の実態はどんなものか気になりますが、日本の英語教育については別エントリーで書きます。
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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音読の対象として使ったのはこちら、いわずと知れた有名な単語帳、DUO 3.0。
いろいろな教材に手を出しましたが、最後に帰ってくるのはいつもこれ。単語暗記より例文まるごと体に入れることに長けているので、他の単語帳よりも、あとあとの使い勝手が良いです。アメリカで暮らしだしてからも、熟語の言い回しの参考に使うこともあります。これを根気良く、聞いて、読んで、リピートして、ひたすら音読、音読。
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
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慣れてきたら復習用CDの方が、日本語訳の音声が省略されているので効率的です。へらじかは現在、通勤中にこれをかけてCD音声をリピートしてます。車の中なら大声でやれるので快適。日本にいた頃は冬場、マスクをして電車内で口パクしてました。
英語学習継続の秘訣は早起きと再開力
時間の捻出については、早朝を活用しました。いま流行らない言い回しかもしれませんが、朝活というやつです。4時半に起きて5時から7時まで音読です。当然、夜は眠くなるので9時過ぎには寝ていました。
これだけ書くと意思が強く継続力のある人の生活のようですが、実態としては残業があったり付き合いの飲み会があったり、そもそもやる気の波が続かずに勉強が中断することはありました。本当に何度もありました。
重要な心がけは、何度中断しても、何度でも音読トレーニングに戻ってくること。日本の文化的な風習として、継続は力なりと言って美徳とされ、三日坊主は情けないこととされますが、一度続かなかったからといって再開してはいけないという決まりはありません。
この考えは当時誰かの英語勉強法のブログで読んだ記憶があるのですが、何度中断しても、何度でも再開することが重要。気が乗らないときは、やめてもよい。自分を縛らず、中断は悪いことという呪いを自分自身にかけずに、柔軟でしなやかな継続力、いわば再開力こそがキーでした。
これを読まれているサラリーマンなら、期末は忙しいでしょう。仕事も多いでしょう。期の始めや年末は飲み会も多いでしょうか。でも、一年を通して見ればきっと波はあるはず。
忙しい時期は割り切って仕事をしましょう。年末は、忘年会に行きましょう。そして繁忙期が終わったら、また再開してみましょう。自力はついていくはず。
このブログも再開力を念頭において、止まってもまた走り出して、更新を長く続けていければ良いなと考えています。
教材の紹介と、勉強に対する意識の持ち方が、どこかの誰かの役に立つことを願って。
次の記事は、実際にアメリカ駐在員になったへらじかの1日のスケジュールです。アメリカ東海岸で、日米の両方と働くイメージを持つきっかけになれば。
最近は早起きして子供を起こすまでの時間は資産運用の勉強やブログに充てています。