駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルと仮想通貨

妻と二児と2015年からアメリカ駐在中の30代サラリーマン。 「駐在すれば家が建つ」と言われたのは昔の話。物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のためのマイル獲得術、仮想通貨と資産運用について、惜しげもなく赤裸々に。

収入ゼロの駐妻でもアメリカでクレジットカードが作れるのは法律で決められているから

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駐在員へらじかです。

アメリカで陸マイラー生活をするのに欠かせないのがクレジットカードのボーナスを手に入れること。1枚で5万-6万マイルが獲得できるのは日本の3倍以上の効率です。さらに効率上げるためには「アメリカではマイルは夫婦2人で貯めるのが効率的な3つの理由」でご紹介したとおり、夫婦それぞれがカードを作るのが理想です。

駐妻・駐夫には収入が無いからカードは作れないよーとあきらめていませんか。アメリカでは法律で、無収入の人でもカードが作れるようになっています。

結論から先に。カード申込みでは世帯年収を書けばOK

アメリカのクレジットカード審査はオンラインで完了可能です。日本のような複写手書きの申込書や印鑑は必要ありません。

Webの申込みフォームに名前、住所、Social Security Number、年収と職業などを書けば、その場で審査が完了します。 (クレジットヒストリーにより、追加で証明書類の提出が求められる場合もあります)

その際、年収と職業は駐在員本人のものを書いてOKです。我が家の場合は妻が現在無職なのですが「2017年版海外駐在員の年収 in アメリカ」の記事で書いたとおり年収1600万円の主婦として申し込んでいます。スーパー主婦です。

職業欄は選択式なので、主婦があれば主婦 (Housewife) を、なければ1600万円の発生源であるへらじかの職業を入力しています。

 

世帯収入を書いて良いのは法律で決められているから

2009年、当時のオバマ政権下で制定された "Credit Card Accountability Responsibility and Disclosure Act of 2009” (通称CARD法) とその後2013年に行われた改定によって、21歳以上の場合にはクレジットカード申込みで世帯年収を書いて良い事になりました。

この法律はクレジットカードに関わる業務の公平性と透明性アップを目指して作られており、国民皆保険を目指したオバマ元大統領らしく、誰もがフェアなサービスを受けられるよう様々な規制の改正が行われました。

その中の一つが申し込み時の年収の記載。クレジットカードの審査においては返済能力があるかどうかが一つの鍵ですが、たとえば収入ゼロの主婦・主夫であっても配偶者にきちんとした所得があれば、世帯で見た場合には支払い能力は十分にあるわけです。

それを加味せず、収入ゼロをゼロのまま扱うのはフェアではないというのが、改正の考え方。

他にも支払い期限のルール統一や過度の手数料徴収の禁止などが含まれた、クレジットカード業界に大きな影響を与えた法律です。

 

実際に無職の駐妻がクレジットカードを申し込んだ結果

我が家では妻名義のクレジットカードが3枚あります。これまで5枚申し込んで3勝2敗だったと思います。

収入としては十分なはずなので、敗因はおそらくクレジットスコアが足りなかったのだと思われます。

できあがったカードを見て興味深いのが、使用限度額がへらじか本人のものよりずっと少ないこと。へらじかは大抵10,000ドル以上あるのですが、妻の3枚のカードは上限1,000~5,000ドルでした。

カード会社の審査プロセスは公開されていないので確かな理由はわかりませんが、世帯年収が十分でも、主婦だと評価が低いのかもしれません。

これらのカードは、マイルのボーナスをもらうために最低使用金額をクリアした後は1年間引き出しに眠る運命なので上限の多少は自分は気にしません。ボーナスさえもらえれば、陸マイラーとしては十分目的を果たせています。

 

まとめ

アメリカでは本人の収入がゼロでも世帯年収で代替することでクレジットカードが作れるという話はいかがだったでしょうか。この話は単体でも役立つかと思ったので、別記事から切り離して独立させてみました。

CARD法のおかげで妻もカードが作れるようになり、我が家では20万マイルくらいの恩恵を受ける結果になりました。当時のオバマ政権に感謝です。

これを機に在米駐在員の皆様のカード作りに拍車がかかることを願います。他に役立ちそうな情報は次の記事を。