駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルと仮想通貨

妻と2人の子供とアメリカ駐在中の30代サラリーマン。 物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のため2年で80万マイル獲得したノウハウ、仮想通貨とETFでの資産運用について、惜しげもなく赤裸々に。

アメリカのクレジットカード作りはゲームである、という考え方

 陸マイラー、へらじかです。

クレジットカード関連記事を連投していますが、アメリカへ海外赴任する前はクレジットカードが好きではありませんでした。赴任後にForbsのサイトである考え方を見つけて以来抵抗がなくなり、むしろ好きになったので紹介をします。

クレジットカード作りはゲームである

Forbsの2010年の記事、クレジットカードというゲームに勝つには、という記事をご紹介します。

How to Win The Credit Card Game

アメリカのクレカ界隈では「クレジットカードとはゲームである」というのはよく聞く言い回しです。

Forbsの記事ではクレジットカードを作りボーナスをもらうことをアメフトに例えています。銀行が用意したフィールドで、得点 (ボーナス)を得るために戦うゲーム。そのルールブックはどこかに埋められていて、まだ誰にもわからない。

クレジットスコア(信用)が低い人は得点圏よりずっと遠くにいるので一歩ずつ前に進む必要があり、クレジットスコアが高い人はボーナスという得点を狙える位置にいる、という例えです。 

クレジットは日本では「債務」、アメリカでは「信用」

日本ではいまだにクレジットカード=債務者の考え方も少なからずあります。へらじかの父も現金主義者です。

一方のアメリカではカードが生活に浸透している。その上、クレジットスコアという信用を担保にボーナスを稼ぐという「ゲーム」まで生まれてしまっています。考え方が根本から違います。

アメリカの信用の考え方は、返済力の有無を見ているといわれます。カードの使用金額が0の人よりも、ある程度使った金額をきちんと返済する人のほうが返済力があると見なされクレジットスコアがあがりやすいそうです。

そうして貯めたスコア (アメフトの例では稼いだヤード数) を使って、得点を稼ぐためのチャレンジをするというゲームを、多くの人が銀行・クレジットカード会社を相手に繰り広げる世界です。 

評価経済におけるクレジットの考え方

最近自分のTwitter界隈でも「評価経済」「信用経済」という言葉を目にすることが多くなりました。経済的な信用の可視化、数値化と、その信用を担保にしたさらなる経済の獲得は、ここアメリカでクレジットカードの「ゲーム」として、少なくとも7年前から体現されているなと感じます。

昨今、中国でもアリババが信用を数値化しはじめたのは有名です。これまで与信会社やクレジット会社が独自に持っていた個人の信用の数値はどんどん公開され、人の評価の軸になっていくのではないかと、アメリカに住んでいて感じます。 

お金にオープンな文化

記事の最後はこう締めくくられています。

銀行やクレジットカード会社が用意するゲームのルールは理解するのが難しいが、プレー方法を理解する責任は我々にある。可能な限り多くの情報で武装して、フィールドに嵐を起こして、取れるだけ全部取ってやろう、と。

アメリカに来て思うのは、みんなお金に対してオープンなことです。もちろん直接相手の懐を探りあったりはさすがにしませんが、お金を得ること、借りること、返すこと、全てにおいてネガティブな感情はまったくありません。

良い仕事をした人をみんなで褒める文化があり、特にサービス業では感謝の気持ちはチップというお金が介在することで、オープンでわかりやすい評価と報酬の仕組みが存在します。

この文化で暮らしている自分はもう、カードを使うことやボーナスを得ることに後ろめたさはありません。このゲームで得点を取れるだけ取ってみたいと日々考えています。