駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルの記録

妻と2人の子供と2015-2018年にアメリカ駐在していた30代前半サラリーマンの記録。 物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のため2年で80万マイル獲得したノウハウなどを在米の皆さんに活用してもらえれば幸い。

1分で分かる証券会社FirstradeでのDRIP:配当再投資の設定方法

駐在員へらじか @moose_fukui です。

先日開設したアメリカの証券口座FirstradeでのDRIP (配当自動再投資) を設定したので手順を記録します。DRIPは日本の証券会社には無い制度で、高配当株を運用して複利のメリットを活かすためには活用必須。シンプルにまとめました。

 

FirstradeでのDRIP設定方法

さっそく本題です。ログイン後のホーム画面から、以下のタブを選択していきます。

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ログイン後"Trading" -> "Positions" -> "Dividend Reinvestment Plan" をクリック

口座番号を選択し、Option1をクリック。

へらじかは口座は一つしか無いのでそれを。そしてOption1と2の違いは以下です。

Option1 → 保有している銘柄でDRIPが可能なもの全てに適用

Option2 → 個別の銘柄ごとにDRIPのオン/オフを設定

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口座番号を選んだ後、Option1のチェックボックスをクリック

Submitのボタンをクリックすると、以下の確認画面が出ます。設定には最長で5営業日かかるとのこと。

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設定は以上で完了です。手順が分かれば1分もかからないかもしれません。

 

DRIPのメリットを活かして複利の力で資産を増やす

株式やETFから受け取った配当金を自動的に再投資してくれるDRIP。大きく以下の3点のメリットがあります。

・再投資の手間がかからない

・再投資の際に手数料がかからない

・複利の力を最大限活かすことができる

1点目、2点目は読んだまま、証券会社手数料無料で自動買い増しを行ってくれるため高配当株・ETFとの相性は非常に良いと考えられます。

それにより生まれるメリットの3点目、複利の力の最大活用がへらじかのねらい。

今後駐在を終えて帰国する際、アメリカで持つ資産を運用に回し、DRIP設定をしておくことで雪だるま式に増やすことが可能です。

元手は大きくないのですぐに雪だるまは完成しませんが、長い目で見て銀行に預けっぱなしにするより得なのは明らか。

子供の受験や住宅購入はまだ先の予定なので、それまで少なくとも10年はDRIPを使って再投資していく予定です。

 

DRIPは日本ではできないので駐在中に米国で開始

2018年3月時点で日本の証券会社はDRIPに対応していないようです。帰国が近づき、アメリカで証券口座を開くか、日本に帰ってからSBIや楽天、マネックスを使うか悩んだのですが最終的にDRIPがあることから米国での口座開設を決めました。

その分日本は日本でNISAやiDeCoなどの優遇税制措置がつかえるという良さもあります。Firstradeではその優遇措置が受けられないので一長一短。

なので、日本かアメリカかの2択ではなくどちらのメリットも活かせるように2国で分散投資をしていこうと考えています。

 

次の記事ではFirstradeの口座口座開設手順や必要なものを解説しています。


投資の元手となる預貯金額についてはこちら。アメリカで働く駐在員の懐事情にご興味のある方へ。