1分で分かる証券会社FirstradeでのDRIP:配当再投資の設定方法
駐在員へらじか @moose_fukui です。
先日開設したアメリカの証券口座FirstradeでのDRIP (配当自動再投資) を設定したので手順を記録します。DRIPは日本の証券会社には無い制度で、高配当株を運用して複利のメリットを活かすためには活用必須。シンプルにまとめました。
FirstradeでのDRIP設定方法
さっそく本題です。ログイン後のホーム画面から、以下のタブを選択していきます。
口座番号を選択し、Option1をクリック。
へらじかは口座は一つしか無いのでそれを。そしてOption1と2の違いは以下です。
Option1 → 保有している銘柄でDRIPが可能なもの全てに適用
Option2 → 個別の銘柄ごとにDRIPのオン/オフを設定
Submitのボタンをクリックすると、以下の確認画面が出ます。設定には最長で5営業日かかるとのこと。
設定は以上で完了です。手順が分かれば1分もかからないかもしれません。
DRIPのメリットを活かして複利の力で資産を増やす
株式やETFから受け取った配当金を自動的に再投資してくれるDRIP。大きく以下の3点のメリットがあります。
・再投資の手間がかからない
・再投資の際に手数料がかからない
・複利の力を最大限活かすことができる
1点目、2点目は読んだまま、証券会社手数料無料で自動買い増しを行ってくれるため高配当株・ETFとの相性は非常に良いと考えられます。
それにより生まれるメリットの3点目、複利の力の最大活用がへらじかのねらい。
今後駐在を終えて帰国する際、アメリカで持つ資産を運用に回し、DRIP設定をしておくことで雪だるま式に増やすことが可能です。
元手は大きくないのですぐに雪だるまは完成しませんが、長い目で見て銀行に預けっぱなしにするより得なのは明らか。
子供の受験や住宅購入はまだ先の予定なので、それまで少なくとも10年はDRIPを使って再投資していく予定です。
DRIPは日本ではできないので駐在中に米国で開始
2018年3月時点で日本の証券会社はDRIPに対応していないようです。帰国が近づき、アメリカで証券口座を開くか、日本に帰ってからSBIや楽天、マネックスを使うか悩んだのですが最終的にDRIPがあることから米国での口座開設を決めました。
その分日本は日本でNISAやiDeCoなどの優遇税制措置がつかえるという良さもあります。Firstradeではその優遇措置が受けられないので一長一短。
なので、日本かアメリカかの2択ではなくどちらのメリットも活かせるように2国で分散投資をしていこうと考えています。
次の記事ではFirstradeの口座口座開設手順や必要なものを解説しています。
投資の元手となる預貯金額についてはこちら。アメリカで働く駐在員の懐事情にご興味のある方へ。