2017年駐在員向け クレカ解約方法詳細レポート
海外駐在員へらじかです。
先日書いたクレジットカードの解約方法に関連して、10分前に実際に1枚解約したので詳細をレポートします。年会費の請求が付いたら、約1ヵ月後の支払い期限までに継続するか解約するか決めて動きましょう。
解約するのはチェイス サファイヤ プリファードカード
Chase Sapphire PreferredカードはChase銀行が発行するクレジットカードです。入会から3ヶ月以内に$4,000使うと50,000ポイントもらえる特典にひかれて、昨年つくりました。
このポイントは旅行に使うと1.25倍の価値として使えるのが特徴です。今年の夏にフロリダのディズニーワールドに行く際のフライト費用にあてて、大人2名分がタダになりました。6-7万円の節約です。
VISAカードなのでホテル、レストランからお祭りの出店まで幅広くどこでもつかえる利便性があります。
ただ、他にもっとポイントの還元率が良いアメリカンエクスプレスのカードをメインで使っていたので、一度ボーナスをもらってしまった後はあまり使用していませんでした。サブカードとして財布には入れておき、AMEXが使えないお店でだけ利用という状況だったので今回解約を決めました。
解約前に残りポイントを消化する
カード会社に電話をかけ、解約してしまうとポイントが失効します。その前にアカウントに残っているポイントを使い切ってしまいました。
今回は2,395ポイント残っていたのですべてキャッシュバック、つまり現金として銀行口座に入れてもらいました。キャッシュバックでもギフトカードでも1ポイントあたり1セント(約1円)に換算され、手数料もかかりません。
ギフトカードだと端数が余ってしまってもったいないので、1セント単位まで使いきるためにキャッシュバックを選択。性格が出ますね。
3営業日たったら銀行口座をみて振り込まれていることを確認します。
これで解約の下準備は完了です。
カード会社のオペレーターとの会話
チェイスサファイアプリファードカードの場合はダイヤルを押したり音声認識したりということなく、直接オペレーターにつながりました。
カード番号の下4桁と、カードの名義、本人確認として母親の旧姓を聞かれるのでそれぞれ答えます。
カードを解約したい旨を伝えると、理由を聞かれました。
正直に「年会費が高いんだよね」と伝えると、年会費無料のカードへの変更を提案されました。
この変更、カード会社側だけではなく利用者側にもメリットがあります。
アメリカの「信用」ポイントであるFICOスコアを上げる要素の1つがカード保有歴の長さです。1つのカードを長く持つと有利に働きます。カードの変更は解約とはみなされず継続として扱われるので、無料カードに変更して2年、3年と持ち続けるとスコアが上がりやすくなります。
なので、しっかりオプションを聞きました。オファーされたのは3つ。
・Chase Freedom Unlimited
・Chase Freedom
・Chase Sapphire
男性のオペレーターがそれぞれ詳しく解説してくれました。どれも良いカードでしたが、オンラインで申し込むともらえるはずの新規入会ボーナス$150がカード変更の場合は対象外になるということだったので、結局変更はしませんでした。
現行のカードを一旦解約し、後日オンラインで新規に申し込んだほうが得だと判断したためです。
最後に、口座に残っているポイントは失効するけど良いかと聞かれました。
数日前に全て使ったと思うけど念のため確認してほしいと伝え、0ポイントであることを再確認してもらいました。
保留音に切り替わって1分ほどで事務手続きは完了。トータルの通話時間は4分ほどでした。
おわりに
クレジットカードのオファーは水物なので、へらじかと同じように行動したからといって同じリターンがあるとは限りません。
入会ボーナスの増減も急に行われますし、解約時のオファー内容もカード使用履歴やFICOスコア、時期、またはオペレーターによりまちまちです。
この記事も、過去のクレジットカード関連記事も参考程度に捉えていただき、丸ごと信じずにいろいろとチャレンジして得な方法を見つけることをおすすめします。
次の記事は、解約したカードを含めてへらじかが渡米後に作った10種類のカード一覧です。50種類を比較、厳選したおすすめの10枚をご紹介します。
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