Coinbase公式発表、BitcoinSegwit2xは対応、Gold非対応
駐在員へらじかです。
仮想通貨取引・ウォレットとして利用中Coinbaseからハードフォーク派生ビットコインの扱いについて連絡が来たのでレポートします。Segwit2xは対応、ゴールドは非対応です。
ビットコインSegwit2xは”Bitcoin2x”として取り扱い継続
来月11月16日ごろに予定されているビットコインのハードフォークに際して、Coinbaseが対応方法をユーザーへ公式にアナウンスしました。登録したメールアドレス宛に個別連絡が来ており、同じ内容はCoinbaseのブログからも読めます。
Update on the Bitcoin SegWit2x hard fork – The Coinbase Blog
これによると、現在のビットコインはそのままBitcoinとして、フォークコインのビットコインSegwit2xはBitcoin2xとして取り扱いを続けるとのことです。
フォーク時点でCoinbase内にビットコインを持っているユーザーは、同価値のビットコイン2xを自動的に付与され、特別なアクションは不要とも書いてありました。
例:5ビットコインを持っているユーザーは、5ビットコインと5ビットコイン2xを持つことになる。
ちょうどフォーク後の動き方について問い合わせた方がよいか迷っていた時期だったので、ナイスなカスタマー対応です。8月にビットコインを始めて以来、派生コインの付与は初めての経験なので楽しみです。
Segwit2xの付与は11月でも、取引開始は2018年からと予想
過去にビットコインキャッシュが派生した際は、Coinbase内でビットコインを持つ人に対しビットコインキャッシュが付与されました。
ただし10月26日の現時点でCoinbase上での取引はサポートしていません。よくある質問を見ると、2018年1月1日までに取引や引き出しのサポートを行うとのこと。
Update on Bitcoin Cash – The Coinbase Blog
このケースから、Segwit2xについても同じ対応が取られることが予想されます。時期は1月以降でしょうか。
ビットコインゴールドは非対応
10月23日に完了したビットコインゴールドのハードフォーク。セキュリティと安定性に疑問があるという理由で、現時点ではCoinbaseはビットコインゴールドをサポートしません。
もしも安全で価値があるということが証明されれば今後取り扱うかもしれないとも書いてありましたが、良くある質問の内容や他の取引所の対応を見ると、このまま非対応ということになりそうです。
以上、Coinbaseによるフォークコインの扱いについてのまとめでした。
ちなみにへらじかの仮想通貨の運用実績は開始から2ヵ月半の現時点で+16%の含み益です。ビットコイン単体で見ると+25%くらいなのですが、イーサリアムで9月に高値掴みをしてしまったのでその分がマイナス。ライトコインも微増です。
これから仮想通貨を始めたいという方に、Coinbaseの使い方を紹介した過去記事はこちら。取引所機能とウォレット機能を有しているのでこれ1つで仮想通貨が始められるのが特長です。
2017年版: アメリカ駐在員が3分で教えるCoinbaseの使い方
Coinbaseの取引通貨は信頼性の高い3種のみに限られているので、手堅い運用をしたい人にはお勧め。また上記の通り安全性が証明されればフォークコインも取り扱うようなので、今後の拡大にも期待が持てます。