駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルの記録

妻と2人の子供と2015-2018年にアメリカ駐在していた30代前半サラリーマンの記録。 物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のため2年で80万マイル獲得したノウハウなどを在米の皆さんに活用してもらえれば幸い。

在米駐在員のクレジットカードの選び方3点(年会費、ボーナスマイル、還元率)

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駐在員へらじかです。
これまでアメリカで50種類以上のクレジットカードを比較して10種類を作成しました。その際に重視したポイントを3点、簡潔にまとめてみました。ライフスタイルや家族構成により重視するポイントは1人1人異なるので、ご参考まで。

年会費無料かどうか

へらじかは固定費の削減が大好物なので、基本的に年会費がかかるカードは作りません。
年会費無料であってもHilton Honorsなんかは75,000ヒルトンポイントがもらえるので、良いカードはたくさんあります。

ただやはり、年会費があるカードの方がボーナスポイントが良い場合が多いです。その場合必ず初年度年会費無料のカードを申し込みます。

年会費95ドルの帯域はカードの種類が多く各社の競争も激しいので、初年度無料を打ち出して新規会員を増やす戦略をとるカードがたくさんあります。この帯域だとボーナスマイルが5万、6万なので効率よくマイルを増やせます。
2年目、3年目の年会費については電話でオペレーターと交渉し、納得できる条件があれば継続、なければそこで解約とルールを明確に決めています。
日本ではあり得ない話ですが、アメリカでは年会費の交渉が可能です。そのノウハウをまとめた記事はこちらから。

ボーナスマイルが多いかどうか

上に書いた年会費は絶対評価でしたが、ボーナスマイルの大小は相対評価。何種類か比較して、申し込みの時点でボーナスが多いカードを選びます。
「時点」と書いたのは、時期によってキャンペーンがありボーナスが増えるためです。傾向としてはホリデーシーズン前はボーナスが増加
11月のサンクスギビングが代表的ですが、店舗はセールを行いアメリカ全土で消費が一気に増えるシーズンです。クレジットカード各社はその時に自分のところのカードを使ってもらって手数料を得たいので、ホリデー前にキャンペーンを打つ場合が多々あります。
デルタ航空とAmexが発行する「Gold Delta SkyMiles Credit Card」がまさにキャンペーン中。普段4万マイルのところ、現在6万マイルもらうことができます。
〆切りは2018年1月31日まで、申込みはAmexのHPから。

お得なキャンペーンは予告なく早期に終了する場合があります。Twitterは情報が早いので、気になるカード会社のアカウントはフォローしておくのがおすすめ。

 

マイル還元率が高いかどうか

日本のカードは0.5-1%のポイント還元が一般的ですが、アメリカでは1%は当たり前。買い物のカテゴリによって2-5%の還元があり得ます
我が家の支出で多いのは教育費、食費なのですが教育費に対してポイント還元が多いカードは見当たらず。消去法で、食料品店で2%還元のカードを優先的に狙います
還元率は上で書いたボーナスの額とトレードだったりするので、還元率は高いけれどボーナスが無いカードなんかも存在します。その場合へらじかは断然ボーナス派。
50,000マイルボーナスのカードと、ボーナスは無いが食料品店で5%還元のカードを比べた時に、後者で50,000マイル相当の還元を得るためには10,000ドル(約100万円)もの買い物が必要になる計算です。効率の面で良いとは言えません。
なので、ボーナス額>還元率という優先度となり、マイル還元率はあくまで3番目の基準です。
 

まとめ

へらじかのカード選びの基準はいかがだったでしょうか。
かなり主観の入った記事ですが、無数に存在するカードの中から自分好みの1枚を見つけ出すのは時間がかかるもの。これからクレジットカード作りを始める方が最初の1,2枚を選ぶ際の参考になれば十分かと思います。
そのあとはぜひ、自分なりの基準でいろんなカードにチャレンジしてみてください。へらじかが見落としている好条件のカードもあるかと思うので、こんなのはどうかな、というカードが見つかった方はご意見をいただけると幸いです。
以上の3つの基準でへらじかが選んだ10種類のカード一覧は次の記事でご紹介します。