駐在員へらじかのアメリカ生活、子育て、マイルの記録

妻と2人の子供と2015-2018年にアメリカ駐在していた30代前半サラリーマンの記録。 物価が高い先進国での金銭事情、子育てと英語教育、旅行費節約のため2年で80万マイル獲得したノウハウなどを在米の皆さんに活用してもらえれば幸い。

アメリカ駐在サラリーマンが米国株を始めるための下調べ

海外駐在員、へらじかです。

ここ2週間ほど米国株取引を開始するための情報収集をしています。その中で得た情報や気づいたことをまとめました。誰かの参考になったり、すでに投資をされている方からのアドバイスをいただければ幸いです。 

 

日本に住んでアメリカ株投資を行う人とアメリカに赴任しながらアメリカ株投資をする人ではいくつか異なる点があると思っています。

 

1. ドル建てで給与をもらっていること

日本円だけに依存していないのは大きなアドバンテージの一つです。

預金におけるリスクヘッジができることに加えて、米国株投資に限って言うと日本円から米ドルへの換算の手間や手数料が省けることがメリットだと感じます。

へらじか家はこの先2回目の海外駐在があるかもしれないので、帰国後しばらくは家を買う予定はありません。子供が進学する10年後くらいまでは大きな出費は無い予定なので、しばらくは日本円に換える予定もありません。

米ドルは米ドルのまま口座アメリカに残し、長期投資でじっくりと、複利のメリットを活用して増えてもらえる体制を作ることが当面の目標です。

 

2. 税金・アメリカの確定申告

税金周りは、特に駐在員は投資を始める前にきちんと調べておきたいテーマ。

日本に住んでいたころ、日本の株式も少しやっていました。その時は特定口座をもっていて源泉徴収は自動で行われていたので、自分で行う必要はありませんでした。

一方アメリカでは、会社員であっても自分で確定申告が必要になります。駐在員も例外なく、給与以外の入出金や車の売買、日本の銀行口座の増減を、妻の分も含めて毎年報告しています。いわゆる年末調整のイメージですね。

実際には外部の監査法人にへ報告して、そちらの会計士が書類作成などを行ってくれています。

今後株取引で利益が出た場合、このプロセスの中でどのように処理すべきかもう少し調べる必要がありそうです。

取らぬ狸の皮算用かもしれませんが、給与も生活もすべて会社に依存しているという駐在員の特性上、税金周りで会社に迷惑をかけることの無いように気をつけたいと思います。

周りの日本人駐在員で米国株取引をしている人がいる気配はありませんが、日本の家を貸して賃貸収入を得ている人はいます。広い意味で、給与外収入を得て税金を払っているという点では同じなので株でも何も問題ないはずですが、会計士に要確認です。

このあたりは日本人駐在員としての先人であるMMさんの記事を参考にしています。

savvy-life-savvy-style.com

また、帰国後の税金も並行して考えなければなりません。

日本に住みながらドル建てで利益を得た場合の税金のことは、今村咲さんのブログが参考になりそうです。アメリカ在住のときに得た米ドルを、日本帰国後もそのまま運用されているとのこと。

www.saki-imamura.com

3. 証券会社選び

幸い言語の壁はクリアできるので、アメリカの証券会社の中から探しています。

手数料の安さはもちろん重要ですが、デイトレードの予定は無いので極端に高くなければOKと考えています。

むしろ長期投資を考えると会社自体の安定性や、今後の国内外での引越しに耐えうる会社というのが決め手になりそうです。日本への帰国や、可能性のある2回目の駐在まで考えると、どこに住んでいてもお金を動かせるというのが必須要件になります。

 

Nadiaさんの記事を参考にしながら、帰国後もそのまま使い続ける前提で選定中。

そうは言ってもSBIやマネックスのような国内の会社に振り替えたほうが良いのかどうか、帰国までには結論を出す予定です。

 

本日はひとまずここまで。

アメリカに駐在しながら投資をしている人の情報が少ないので、いろいろな方の情報をつなぎ合わせながら最適な答えを探しています。

このプロセス自体も楽しめています。経過は後日また記事にしたいと思います。

 

2018年3月 追記

検討開始から数ヶ月、最終的にFirstradeの口座を開設しました。取引1回あたり2.95ドルという手数料の安さと、米国以外の数十カ国での取引が可能というのが決め手です。

次の記事で口座開設と入金方法についてご紹介します。

moosefukui.hatenablog.com